1980-10-16 第93回国会 参議院 法務委員会 第1号
○国務大臣(奥野誠亮君) 無条件降伏下の中にあるわけでございますから、占領軍の意思に基づいて日本の管理政策が進められていく、これはやむを得ないことじゃないかと、こう思います。しかし、その中身につきまして評価すべきものがたくさんあったと、こう思っております。
○国務大臣(奥野誠亮君) 無条件降伏下の中にあるわけでございますから、占領軍の意思に基づいて日本の管理政策が進められていく、これはやむを得ないことじゃないかと、こう思います。しかし、その中身につきまして評価すべきものがたくさんあったと、こう思っております。
○国務大臣(神田博君) 今度のいわゆる引揚者給付金の対象になりましたものは、終戦の措置に伴って、まあ日本の権限というものは及ばなかった、要するに、ああいったような無条件降伏下において、日本の国威というものが全然保たれなくなった。
今回の平和條約については、無條件降伏下なるにかかわらず、寛大公正なる見識を寄せて、大多数の国々が調印したという、世界的輿論の産物であり、又安保條約については、民主主義陣営と共産主義陣営という二つの苛烈な対立に処して、安価な中立論に醉うことなく、民主主義の側において、みずからの立場を保持するものであります。而して両者は形式的に別でありまするが、実質的には一つのものであります。
日本はポツダム宣言の無條件の降伏下にある今日でありまして、占領軍当局が占領上必要なことに対してそれぞれの施設を施しておるのでありまして、私はこれをもつて軍事基地であるとは考えておりません。